【FP3級】教育資金プランニング|こども保険・教育ローン・奨学金をわかりやすく解説!

【FP3級】教育資金プランニング ライフプランニングの手法・考え方

「FP3級のこども保険(学資保険)ってなに?」

「FP3級の教育一般貸付(国の教育ローン)の覚え方が知りたい!」

FP3級の教育資金プランニングの分野で、上記のような悩みを持っている方も多いでしょう。

FP3級の試験でよく出題されるから覚えておきたい分野だよ!

本記事では、FP3級の過去問をもとにしながら、こども保険や教育一般貸付などで必要な知識をピックアップして紹介していきます。

FP3級の過去問もくわしく解説しているので、問題を解きながらしっかりと身に付けておきましょう。

【FP3級】こども保険(学資保険)

こども保険(学資保険)は、教育資金を準備するための保険であり、保険会社で販売されています。

こども保険の分野において、FP3級で覚えておきたい内容は、以下の通りです。

こども保険の特徴説明
貯蓄ができる保険料を支払うことで、満期保険金を受け取れたり、入学や進学で祝い金がもらえたりする。
保障がある契約者である親が亡くなった場合は、保険料の支払いが免除される。
さらに、支払いをしなくても満期保険金や祝い金などがもらえる。育英年金などの制度もある。
【FP3級】こども保険(学資保険)の特徴

特に赤字や黄色マーカーは覚えておいてね!

【FP3級】教育ローン

教育ローンは大きく分けて、公的ローン民間ローンの2種類があります。

FP3級の試験で覚えておきたいのは、公的ローンの「教育一般貸付(国の教育ローン)」です。

項目内容
融資限度額1人あたり最大350万円
金利固定金利
返済期間最大18年
用途入学金・授業料・受験費用・在学に必要な住居費用などに使える。(学業に関わるものなら幅広く使えるという覚え方でOK
【FP3級】教育一般貸付(国の教育ローン)の特徴

教育一般貸付(国の教育ローン)の18年が覚えられない人は、小中高大すべて通う場合の年数で覚えることがおすすめだよ!

一般的には、小学生(6年)・中学生(3年)・高校生(3年)・大学生(4年)となり、すべて合わせると16年になります。

あれ、、2年足りない…(お菊さん風)

6年制の大学もあるでしょ!

教育一般貸付(国の教育ローン)の覚え方は、「小学生(6年)・中学生(3年)・高校生(3年)・大学生(4or6年)とすると最大18年」です。

これで完璧だ!

参考:教育一般貸付(国の教育ローン)|日本政策金融公庫

【FP3級】奨学金

奨学金制度は、貸与型給付型の2種類があります。

貸与は、貸してくれるから利息を返さないといけないよ!

給付は、返済が必要ないよ!

さらに、貸与型の奨学金は、第一種奨学金第二種奨学金に分けられます。

貸与型奨学金の種類利息の有無
第一種奨学金利息なし
第二種奨学金利息あり
【FP3級】貸与型奨学金の種類

利息がある第二種奨学金の方は、借りるための学力や家計の基準がやさしく設定されています。

参考:第一種奨学金|日本学生支援機構
参考:第二種奨学金|日本学生支援機構

【FP3級】教育資金プランニングの過去問を解いてみよう!

ただ暗記するよりも、実際に問題を解いていくことで知識が身につきやすくなります。

FP3級のこども保険や教育一般貸付などの教育資金プランニングに関する過去問を解いていきましょう!

FP3級:教育資金プランニングの過去問①

日本学生支援機構の奨学金と日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)は、重複して利用することができる。

出典:日本FP協会 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験2024年1月

答え:

日本学生支援機構の奨学金と、日本政策金融公庫の教育一般貸付は、重複して利用することができます

こんなの知らないよ~

日本学生支援機構は、学生名義。

教育一般貸付は、親の名義。

だから、両方借りることができると覚えておきましょう!

FP3級:教育資金プランニングの過去問②

日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)の使途は、入学金や授業料などの学校納付金に限られ、受験費用や在学のために必要となる住居費用などに利用することはできない。

出典:日本FP協会 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験2023年5月

答え:×

教育一般貸付(国の教育ローン)では、学業に関連するものであればほとんど利用できると覚えておきましょう。

→【FP3級】教育資金プランニング「教育一般貸付(国の教育ローン)」を復習する

FP3級:教育資金プランニングの過去問③

日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)は、返済期間が最長18年であり、在学期間中は利息のみの返済とすることができる。

出典:日本FP協会 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験2023年1月

答え:

教育一般貸付(国の教育ローン)では、返済期間は最大18年と定められています。

また、在学期間中は利息のみの支払いも可能となっています。

→【FP3級】教育資金プランニング「教育一般貸付(国の教育ローン)」を復習する

FP3級:教育資金プランニングの過去問④

日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)の融資金利には、固定金利と変動金利があり、利用者はいずれかを選択することができる。

出典:日本FP協会 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験2022年5月

答え:×

教育一般貸付(国の教育ローン)では、固定金利と定められています。

→【FP3級】教育資金プランニング「教育一般貸付(国の教育ローン)」を復習する

FP3級:教育資金プランニングの過去問⑤

こども保険(学資保険)において、保険期間中に契約者(=保険料負担者)である親が死亡した場合、一般に、既払込保険料相当額の死亡保険金が支払われて保険契約は消滅する。

出典:日本FP協会 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験2024年1月

答え:×

こども保険(学資保険)では、保障があるため、契約者が死亡した場合も契約は維持されます。

保険料の支払いをしなくても、祝い金や満期保険金などの受け取りも可能です。

→【FP3級】教育資金プランニング「子ども保険(学資保険)」を復習する

【FP3級】教育資金プランニングのまとめ

本記事では、FP3級の教育資金プランニングの分野で、以下の3つについてわかりやすく解説しました。

  • こども保険(学資保険)
  • 教育一般貸付(国の教育ローン)
  • 奨学金

FP3級の試験で毎回出題されているから、しっかりと覚えておこう!

しっかりと復習して、FP3級の試験に合格しましょう!

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